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子犬お役立ち情報

犬のしつけ 〜基礎の基礎〜 



 心構え

大切なのは何よりも愛情
犬をしつけていく上で、一番大切なのは犬に対する愛情です。家族同然に愛情を注いで接していれば、自然に犬との信頼関係が築いていけます。飼い主に従順に応えてくれたときには優しくわが子のように褒めてあげましょう。ときには厳しく本気で叱ることも愛情です。犬は飼い主の微妙な感情の変化も感じ取ることができるといわれています。飼い主の行動に一喜一憂するのです。あの上目遣いや、横を向いてすねている様子がまさにそれなのです。犬は私たち人間が思っている以上に賢いのです。

●犬の習性を理解する
犬の社会は絶対的な縦社会です。下位の犬は上位の犬に従うという習性をもっています。家庭にやってくる犬にとっての群れはその家庭にいる人間の家族です。

スキンシップ
家族みんなでたくさん撫でてあげたり、遊ぶことはとても重要です。いろんな人に撫でてもらえば、人見知りしないようになりますし、体に触れることに慣れさせておけば獣医師の診察時や、美容室に行く際にも問題なく過ごせます。また、遊びの中で危険なことや、やってはいけないことを飼い主とともに学習していくことができます。飼い主との触れ合いは散歩のときだけで、あとは鎖につながれたままなどと、「決してないように」しなければいけません。

●しつけ
しつけとは、やって良いことと、やってはいけないことを教えることです。人間社会のルールを教えていくことです。


 リーダーになる

リーダーになればしつけは簡単
犬にとってリーダーが絶対であるならば、基本的に全ての指示に従うのはごく当たり前のことです。リーダーであるということが確立されていれば、しつけはもとより、基本的な動作などを教えるときに容易になります。
飼い主の行動に一喜一憂すると言いましたが、犬にとってその群れのリーダーである飼い主の存在は絶対です。飼い主が嬉しければ犬も嬉しいし、飼い主が喜べば犬も喜ぶのです。反対に、飼い主がいやな気持ちでいれば犬も不快に感じるのです。それだけリーダーの存在は大切なのです。


 基本動作

〈出来なくてもいい〉
基本動作とありますが、広く一般に知られている代表的なものです。出来なくてもなんら問題はありません。上記を実践すればいくつかは自然とできるようになります。例えば、犬との信頼関係が築けていて、なおかつ信頼できるリーダーであれば、名前を呼ぶだけで飼い主のところに戻ってきます。この時点で「オイデ・コイ」はマスターしていることになります。

〈かけ声・動作は統一する〉
飼い主が、犬に対して何か指示をあたえるときや、褒めるときも叱るときも、常に同じ調子では犬は褒められているのか叱られているかわかりません。また家族全員がバラバラなかけ声では犬が混乱してしまい、指示通りには動いてくれません。「オスワリ」なのか「スワレ」なのか家族全員であらかじめ決めておくといいでしょう。

〈叱らない〉
最初からなんでもできる子はまずいません。「知らない」「できない」ことを教えるわけですから、できないからといって叱ってはいけません。叩くこともいけません。根気強く何度も繰り返し教えていくことが重要です。

〈すかさず褒める〉
指示したことが、数秒でもできたらすかさず褒めます。これを何度も繰り返します。そうすることで、長時間の指示にも従えるようになっていきます。そして最後に必ず「ヨシ」などといって指示を解除してあげます。



 おすわり、スワレ

まず、犬のそばにたってリードは短めにもち、「オスワリ」とかけ声をかけると同時に犬のお尻辺りを押しさげます。このとき、あまり力を入れすぎないように気をつけましょう。
「オスワリ」ができたら、すかさず褒めてあげます。


 おいで、コイ

最初はリードをつけて、リードの長さの範囲で練習します。
「オイデ」「コイ」とかけ声をかけ、リードを軽く引いて飼い主のほうに誘導します。
飼い主のもとへきたら褒めてあげます。
短い距離でできるようになったら、徐々に距離を伸ばしていきます。



 まて

犬のそばにすわり、軽く首輪をにぎります。
犬と目線をあわせ「マテ」とかけ声をかけたら、飼い主は目線をそらします。
数秒たって、そのままでいれば褒めてあげます。
徐々に目線をそらす時間を伸ばしていきます。
できるようになったら、今度は目線をあわせたまま犬から少しだけ離れます。
そのまま数秒動かずにいられたら、戻って褒めてあげます。
徐々に時間や距離を伸ばしたり、場面をかえたりして繰り返し練習します。


 ツケ

初めは数歩ずつ練習します。一歩ずつでもかまいません。
犬を左側に立たせ、飼い主の体にくっつく位にリードを短く持ち、「ツケ」とかけ声をかけ1、2歩前に進んで止まり、褒めてあげます。初めはこれの繰り返しです。
徐々に歩数を増やしていきます。


 トイレトレーニング

失敗しても叱らない、怒らない
オシッコやウンチを失敗しても怒らないで下さい。子犬なら尚更です。失敗したことを責めるとトイレ自体が犬にとっていやなことになってしまいます。上手に出来たときはたくさん褒めてあげましょう。

排尿、排便の時間は大体決まっています。寝て起きた後、食事や水分をとった後、運動した後など、ある程度予測できるので犬が素振りを見せたら、指定の場所まで連れて行きます。
指定の場所でできたら、褒めてあげます。


 問題行動

〈犬が悪いわけではない〉

しょっちゅう吠えていて近隣からの苦情がたえない、お年寄りや小さな子供に飛びついて着ている物を汚してしまったり、ときには怪我をさせてしまうかも、散歩のときにぐいぐい引っ張られて、まるで飼い主が散歩をさせられているようだったり、甘噛みの限度をこえて血が出るほど咬まれてしまうなどの問題行動は、ときに重大な事故に発展しかねない可能性があります。しかし、これらの問題行動の原因は、飼い主にもあるのです。叱るべきときに叱らず過保護に接していれば、犬は人間で言うところのわがままになってしまいます。当然言うことなどきくはずもありません。問題行動をしてしまう犬に育ててしまった飼い主に責任があるのです。犬にとっても飼い主にとっても不幸な結果にならないために飼い主の責任は重大なのです。

〈厳しく叱る〉
犬が問題行動をしたときは間髪いれずに本気で叱ってください。そして、その行動をやめたとき、または行動しようとして思いとどまったときに、言い聞かせるように優しく褒めてあげましょう。


 無駄吠え

〈原因を取り除く〉
犬は、ただ吠えているわけではなく、いくつかの原因があって吠えています。まず、犬が何に対して吠えているのか原因を調べます。原因を取り除くことによって、改善されます。

〈飼い主に対しての要求〉
犬が飼い主をリーダーと認めていない。

〈警戒、威嚇〉
いろいろな場所や、人、他の犬などに触れさせ、社交性を身につけさせる。

〈恐怖、パニック〉
体を優しくなでたり、大丈夫と声をかけたりして犬を落ち着かせる。

〈ストレス〉
散歩のときしか犬との触れ合いがないなど、犬とのスキンシップ充分でないと犬はストレスを感じてしまいます。普段から声をかけたり、体に触れる時間を増やす。


 跳びつき

思わぬ事故になる可能性もありますので、絶対にさせないようにしましょう。
飛びついてきたら厳しく「ダメ」「イケナイ」といって、厳しく叱ります。
行為をやめたら褒めてあげます。


 何でも噛む

犬の行動範囲に咬まれて困る物はおかないようにしましょう。
甘咬みの限度を超えた場合は、下あごをつかんで目を見据えて「ダメ」と厳しく叱ります。
行為をやめたら褒めてあげます。


 リードを引っ張る

リーダーとして認められていない場合には、リーダーとして認めさせることが重要です。またその他の動作ができるのであれば、「ツケ」練習をすれば改善されます。
〈飼い主の努力〉
その他にも問題行動といわれているものがいくつかありますが、その多くは、飼い主の努力によって改善されるものがほとんどです。


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